ホーム > スキンケア > 化粧品かぶれについて

化粧品かぶれについて

 近年、自然化粧品というものがごく当たり前になり、その広がりはとどまるところを知りません。
 国民センターによる自然化粧品の分析結果では、化粧品会社の宣伝文句とはうらはらに化粧品の中に色素・パラベンなどのアレルゲン物質が混入されています。

 本来化粧品とは、薬事法により『身体を清潔にし、魅力を増し、容貌を変え、または皮膚もしくは毛髪をすこやかに保つために身体に塗布、散布、その他これに類似する方法で使用することが目的とされるもので、人体に対する作用が緩和なものをいう。』と定義されていますので、このようにアレルギーを起こす恐れのある化学薬品が混入されているということはとても恐ろしいことです。

 そして残念な事にこういった化粧品にかぶれを起こし医院を訪れる患者さんはあとをたちません。
 化粧かぶれとはアレルギー反応ですが、ここでアレルギー反応ということについて簡単にご説明します。
 アレルギー反応とは人体が起こす拒絶反応のようなものであって白血球を主軸とする人間の防衛機構で人体内に異物が入ってくると白血球が異物と感知し、化学薬品をばらまいて、周りの血管や組織に炎症(カユミ・赤み・腫れ)を起こします。

 つまり、化粧かぶれとは本人に『その化粧品はあなたの皮膚に有害ですよ。』と教えてくれているのです。
 このようなアレルギーを起こす可能性のある成分を化粧品に混入した場合は表示しなければいけない、と厚生省で義務づけています。=表示指定成分

 この指定成分が入っていないものを無添加化粧品と呼んでいますが、無添加化粧品だからといって絶対に化粧かぶれを起こす可能性のある成分が入っていないとは言えません。
 しかし、2001年4月からは全成分の表示が義務づけられる予定です。
 これを境に無添加化粧品は大いに変わっていくでしょう。


  さてここで、皮膚科学会で発表された接触性皮膚炎(化粧かぶれ)の原因の1例をあげますと

     1.コバルト(ファンデーション、口紅の顔料)
     2.オキシベンゾン(日焼け止め、紫外線吸収剤)
     3.ラウリル硫酸ナトリウム(カラーリンス)
     4.プロポリス(健康食品、民間治療薬)
     5.マンゴー(美容目的として使用、うるし科のためかぶれやすい)などがあります。



  中でもプロポリスによる接触性皮膚炎の報告は年々増えてきています。
 日本においてはごく最近、化粧品としての販売が許可されましたので、ますます使用頻度は増加
すると考えられます。しかしその成分には強い感作性が確認された物質が含まれていますので、
その使用に対しては十分な注意が必要です。

 皆さんは正しい知識・情報を得る機会をできるだけ多く作って、何が安全で何が危険なのかを見極め、利便性・イメージ造りなどに惑わされることのないよう気をつけてください。

ホーム > スキンケア > 化粧品かぶれについて

ページ検索
Feeds

このページの先頭へ